2014年01月17日

時代の趨勢には逆らえない

23歳のパトリック・リード(米国)が米ツアー2勝目を挙げたヒューマナチャレンジ(1月16~19日、米国カリフォルニア州、PGAウエストパーマーCほか)。以前は“ボブ・ホープ・クラシック”と呼ばれ、多くのセレブリティが出場するプロアマ戦として、米ツアーでもっとも華やかな大会の一つだった。

それが今年は一変。セレブと呼ばれる有名人は歌手のマイケル・ボートン、俳優のクレイグ・ネルソン、元アメフト選手のジェイ・フェリーら4人。残念ながら、すっかり華やかさは消えてしまった。(ゼクシオ8アイアン)

 ボブ・ホープはアメリカを代表するコメディアンで、1930年代から90年代までと長い間、人気を博した。そして、ゴルフをこよなく愛し、多くのハリウッドスターとともに、未成熟だった時代の米PGAツアーを支えた人物だ。

 だが03年、ホープが100歳で亡くなると大会は徐々に違う方向へ進んだ。以前は5日間大会だったのが4日間大会になり、開催コースも4コースから3コースへと変わった。今年は156名のプロに156名のアマチュアが出場。昨年までは1万5000ドルだったが、各アマチュアは予選の3日間をプレーするのに2万9000ドル(約300万円)を支払うことになった。

 現在の大会スポンサーのヒューマナは健康保険の会社。これらの収益は多くの医療を支援するという。もうボブ・ホープ時代の栄光はないけれど、多くのプロは現在の試合形式を好む。時代の趨勢(すうせい)にはさからえない。



Posted by 大島優子 at 17:05│Comments(0)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

QRコード
QRCODE
庄内・村山・新庄・置賜の情報はコチラ!

山形情報ガイド・んだ!ブログ

アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 0人
プロフィール
大島優子