東京ゴルフブログ

センチュリー２１レディス第２日（２６日、静岡·伊豆大仁ＣＣ＝６５３１ヤード、パー７２）１６位で出た成田美寿々（２１）＝オンワードホールディングス＝が６６で回って通算８アンダーとし、首位と２打差の３位に浮上。２週連続の今季４勝目を射程圏に捕らえた。ウェイ·ユンジェ（３４）＝台湾＝が通算１０アンダーで単独首位。１打差の２位にイ·ボミ（２５）＝韓国。木戸愛（２４）＝ゼンリン＝らが成田と並ぶ３位につけた。
　最高気温３４·１度の猛暑の中、成田のショットが次々とピンにからんだ。１番（パー５）の第３打を１メートルにつけたのを皮切りに６バーディー。優勝した前週に続き、今週もＶ争いに加わった。
　「積極的に、全部ピン狙いでいきました」
　初日は７０で１６位。厳しいピン位置に「勇気を持って打てなかった」と反省した。前週の「サマンサタバサ·レディース」で今季３勝目をあげた自分のショットを信じ、攻めに転じて成功した。(x hot アイアン)
　２０１６年リオデジャネイロ五輪出場を狙う２１歳は、米国で開催中の国別対抗戦「インターナショナル·クラウン」にも注目。「日本代表が、うらやましい」と自分を重ねた。現在の世界ランク５０位は日本勢で３８位横峯さくら、４６位森田理香子に続く３番手。五輪出場権を無条件で得るには、各国の上位２人になることが必要になる。
　「常に２番以内にいたいというのはある」と成田。世界への道を広げるためにも、今季４勝目を目指す。(タイトリスト ap2 714)