2014年08月09日

ライバルの配慮に感謝 美しく光ったスポーツマンシップ

「全米プロ選手権·最終日」(バルハラGC=パー71)
 全米プロ最終日は雷雨中断を挟んだため、大混戦の優勝争いが大詰めを迎えたころには日没が迫っていた。
 大事なメジャーの優勝争いを翌朝に持ち越したくはない。体の状態もゴルフの状態も一晩経ったら変わってしまう。何がなんでも今日のうちにすべてを終わらせたい…一番そう願っていたのは、当然ながら、そのとき単独首位に立っていたロリー·マキロイだった。
 1打差で追っていたリッキー·ファウラーやフィル·ミケルソンにしてみれば、翌朝に持ち越したほうが挽回のチャンスが生まれるはず。が、最終組1組前のファウラーとミケルソンは18番でティーショットを打って歩く間に最終組のマキロイらにティーショットを打たせ、進行を少しでも早めることに協力。そのおかげで肉眼でボールやグリーンが見えるうちにどうにか全員が第2打を打つことができた。
 そうやって気遣ったミケルソンとファウラーが惜敗し、気遣ってもらったマキロイが優勝したのは、もちろんそのおかげばかりではない。けれど、マキロイは自分が勝った喜びより2人の気遣いに触れ「スポーツマンシップをありがとう」と何度も言った。日が暮れたバルハラに、そんな彼らのスポーツマンシップが美しく光った。(キャロウェイ xhot アイアン)



Posted by 大島優子 at 14:29│Comments(0)
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